子供の色覚異常、色弱
小学生の娘が色覚異常と診断された・・・。
小学校の検査で色覚異常疑いとなり一応病院で検査をしたのです。
まさかそんな異常があるなんて思いもしなかった・・・
折り紙とかクレヨンとかを使うとき娘の行動であれ?と感じることは無かったので・・・。
ただ小学校で色覚異常の検査を受けますか?の手紙が来た時に
お風呂場で娘に遊び半分に「この色は何色ー?」とか周りの物を指して聞いたら、
赤とかピンクの物を分からないとかピンクなのに赤とか言ってて、あれ???っと思ったんです。
「えー、これは赤じゃなくてピンクじゃん!」ってこちらが言うと
「分からん!」とか言われて・・・
その後眼科を受診すると冒頭の様に色覚異常の診断を受けました( ;∀;)
これは白内障などによる後天的なものもあるけど子供だと先天性・生まれつきの様です。また治療法はないようです。
男の子の方が多く男の子は20人に1人
女の子では500人に1人と言われます。色覚異常ではないが色覚異常の遺伝子の保因者は女性で10%いると言われます。
人により赤が見にくいとか緑が見にくいとか、信号が見にくいとか自分の特性を知って、知ることで不都合をカバーしながら生活をするようです。
色での識別ができなければ文字を書いておくとか。
仕事は大丈夫?大学は?とか親なら心配しますが
昔はあったようですが現在は色覚異常の人を排除している大学はないようです。
職業では就けない可能性があるのが特殊な職業のパイロットとか鉄道運転士、警察などごく一部らしく、仕事に就けるかはその時の最新情報を確認するのが良いようです。
ただ私が心配しているのは娘が結婚して子供を産んだ時の事です。。
遺伝子の組み合わせ表を見ていると
母親が色覚異常の場合、男の子が産まれると絶対に色覚異常の子が産まれるようです・・・。あのXXとXYの話です。。
女の子供が色覚異常になるかは父親の遺伝子(色覚異常の父親か、否か)によります。
ただ母親が色覚異常だと子供が男の子だと絶対色覚異常になるなんて・・・( ;∀;)
娘に申し訳ない気持ちになります。
とりあえず今は小学生ですが小学校では色覚異常の子には理解があるようで、それを伝えることで配慮してもらったりできるようです。
学校で使うチョークも色覚チョークという読みやすいものに変わっているようです。
標識などの色を規定したJIS安全色は色覚異常の人でも見えやすいように対応が進んでいるようです。危険を表す表示の色(赤とか黒とか)ほど色覚異常の子は見えずらいですもんね!
だんだん色覚異常の人に優しい学校、世界になっているのですね。
色覚異常は異常というので何か遺伝子に異常があると思いがちですが、どうも色覚異常とはその子の特性のようです。
遺伝子が傷ついてるとかではなくて。
色覚異常の子は薄暗い場所で必要なものを探すときに秀でてたり、草むらの中の普通だと同じ色に見える虫をすぐに見つけられたり・・・。
多分、今ほど安全でない大昔に自分を守る特性として出来た遺伝子なのかな~と私は思いました。
これから娘と色覚異常の困る点があれば改善できるようにまずは色々調べていかなくては!と思っています。